2009年5月3日日曜日
放送法の「政治的公平」の2つの基準
憲法に関しては、改憲推進派と反対派の2派がある!
放送法の「政治的公平」には、2つの基準があると考えられます.
1.党派別の放送回数・放送時間など(直接・間接の党派露出が政府与党・多数党にかたよってはならない)
2.論点別の放送回数・放送時間など(重要問題について、放送の回数・内容・時間が特定の論点に比重がかたよってはならない)
国民生活にとって重要な論点をいくつかあげてみましょう.
1.憲法問題(憲法を変えるのか、変えないのか)
2.消費税(消費税増税を認めるのか、認めないのか)
3.海外派兵(自衛隊海外派兵を認める、のか認めないのか)
4.政治と金(企業団体献金を認めるのか、認めないのか)
5.派遣切り(契約期限内の派遣切りを認めるのか、認めないのか)
ほかにもありますが、このサイトでは上記5問題について、放送の政治的公平が保たれるのかどうかを注視することにします.
まず、憲法問題について.
この問題では、憲法を変える論点の立場は、自民・公明・民主・国民新党です.
変えない論点の立場は、日本共産党・社民党です.
この分類は、各党の行動・主張からあきらかであると考えます(この判断に異論が出された場合には、事実にもとづいて細かく検討します)
NHKも、民放各局も憲法問題について、この2つの基準について政治的公平を保障することが求められています.この基準が守られない場合、重大な放送法違反だと判断します.
同文: BPO、NHK中央番組審議会、日本民間放送連盟、民放各局、政党など関係先
(以下別途)
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憲法と放送法
いろいろな矛盾があります.
◆「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」とハケン切りの矛盾 ◆政治的に不公平な放送とNHK受信料100%請求の矛盾 裁判で問題解決ができるか? (一部詳略.⇒ 全文) 民法(533条・同時履行の抗弁権)上、受信者には「受信料支払いを拒む権利」が発生しています. このサイトでは、受信者・国民の自覚が高まれば、解決は可能だと考えます. 放送では、政治的に不公平な放送に対して100%受信料請求の動きと、放送改善の動きが、法律的綱引きをも含めて争われてゆくことになるでしょう. しかし、結局は国民の立場で解決することができるでしょう. |