2009年6月23日
NHKは、「本日のクローズアップ現代」でNHKを含む報道機関にも誤りがあったことを認めました. それは、それなりに放送法の「放送が民主主義の健全な発達に資する」目的に合っている姿勢だと思います.
しかし、同時にその直前の19時のニュースおよび20時45分の「首都圏ニュース」では、菅谷さんの「裁判官も謝ってほしい」という言葉を放送しませんでした.
そこには、NHKがたとえ民主主義に反していても、裁判所・最高裁判所の権威は守るという姿勢をもっていることを示しています.
視聴者・国民こそが民主主義を守る力です.
視聴者と放送番組制作の現場とが協力・努力してこそ、最高裁判所にも憲法を守らせることができるようになるでしょう!
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憲法と放送法
いろいろな矛盾があります.
◆「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」とハケン切りの矛盾 ◆政治的に不公平な放送とNHK受信料100%請求の矛盾 裁判で問題解決ができるか? (一部詳略.⇒ 全文) 民法(533条・同時履行の抗弁権)上、受信者には「受信料支払いを拒む権利」が発生しています. このサイトでは、受信者・国民の自覚が高まれば、解決は可能だと考えます. 放送では、政治的に不公平な放送に対して100%受信料請求の動きと、放送改善の動きが、法律的綱引きをも含めて争われてゆくことになるでしょう. しかし、結局は国民の立場で解決することができるでしょう. |