2009年10月20日 NHKニュース
防衛大臣の自衛隊海外派兵に関する論点を放送しました.
自衛隊の海外派兵は、憲法にかかわる重要な問題であり、防衛大臣の論点を放送することは当然です. しかし、同時に「自衛隊の海外派兵は憲法違反」という重要な論点もあります.
NHKは、防衛大臣すなわち政府与党の論点だけを放送しました.少数野党に代表される世論の重要な部分を排除したもので、放送法違反です.
この種の放送は、過去長期にわたって何度も繰り返されています. NHKが政府与党・多数党に偏っていることの反映です.
違反は、民法355条・同時履行の抗弁権による「受信料支払いを拒む権利」を発生させます.この権利について否定された判例はありません.NHKもそれを否定していません.
改善を求めます.
同文:BPO、消費者関連団体、政党など関係先
[NHK受付番号 536290]
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憲法と放送法
いろいろな矛盾があります.
◆「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」とハケン切りの矛盾 ◆政治的に不公平な放送とNHK受信料100%請求の矛盾 裁判で問題解決ができるか? (一部詳略.⇒ 全文) 民法(533条・同時履行の抗弁権)上、受信者には「受信料支払いを拒む権利」が発生しています. このサイトでは、受信者・国民の自覚が高まれば、解決は可能だと考えます. 放送では、政治的に不公平な放送に対して100%受信料請求の動きと、放送改善の動きが、法律的綱引きをも含めて争われてゆくことになるでしょう. しかし、結局は国民の立場で解決することができるでしょう. |